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図書館戦争の二次創作サイトです

図書館夏祭り4「覚悟​と理解とお姫様」 

第4話です。
こんにちは、黒須です。
今はこんにちはの時間ではないのですが!(現在0:35(°□°;))
これ書いたら寝るんで、大丈夫ですよー。
やっと4話。
腱鞘炎にはまだならずに済んでます(^_^;)
夏祭り、始まりました。
AMEMIYAさんが歌ってそうですね。
まぁ、それはいいとして。

最近また自分の図書館戦争ブームの波がやってきまして、もう寝ても覚めても堂上教官で頭が一杯です。
実写版の映画が楽しみすぎて、死にそうです。
インターネット見ながらにやけが抑えられない自分、さぞかし気持ち悪いだろうなぁ。
でも、本当に楽しみです。
革命のつばさももうすぐDVDが出ますね。
レンタル借りたら、一緒に見よう!
映画館で見るのも、迫力あっていいけど、家で見るのもまたいいよね。
本当、脳内堂上篤一色です。

前のいつかの記事で書いたと思うんですが、付き合ってから結婚するまでを書きたいと考えておりました。
つまり、有川浩様の原作「別冊Ⅰ」の最後から、「別冊Ⅱ」最初、または「図書館戦争シリーズ④ 図書館革命」のエピローグ、までを書きたいなって。
結局、本編で書かれていない所を書きたい訳です。
別冊Ⅰがあの終わり方なのは、多分そこからの話は読者に委ねられているんだと思うんですが、やっぱり書きたくなってきて…!
だけど、あくまで自分の推測ですので、違う、こんな風にはならない!という方は、Uターン願います。
違うけど、読んでやってもいいよという方は、どうぞお楽しみ下さい(^∀^)ノ
また夏祭りが折り返しぐらいまで進んだら、書き出そうかな。
それでは、本編をどうぞ♪

『あぁ、どうして!
どうして私達の恋には、多くの障害が立ちはだかるのかしら!!
私達が恋に落ちたことこそが、罪だというのですか!』
特殊部隊の出し物、というのは、3つある特設ステージの1つを使って行う演劇である。
特殊部隊には、無論女子隊員は笠原郁ただ一人だが、業務部である柴崎も、なぜかちゃっかり参加している。
柴崎曰く、あたしみたいな美女が一人いるだけでも、劇が華やかになると思いません?、とのことだ。
演じている題材は二つ。
片方は登場人物が男のみの、友情ものである。
そして、もう一つが、今演じている『ロミオとジュリエット』、演劇の定番である。
二つとも検閲対象の作品なので、本に親しみをもってもらおう、という意味を込めての企画である。
今はヒロインを郁が演じているが、一回の上演につき、郁と柴崎で交代している。
もちろん、対役はそれぞれ、堂上、手塚である。
ロミジュリを上演する回数に対して、友情ものの回数の方が圧倒的に多いせいで、ロミジュリの上演される時間帯は、ステージ前が混雑している。
柴崎はもちろん美人なので混むのは分かるが、郁の人気も中々侮れないのが現状だ。
それにいい気がしていない堂上は、台詞に合わない仏頂面なので、郁が小声で耳打ちした。
「堂上教官!
もっと笑顔になれませんか?
小さい子が怖がってます!」
「無理だな。
お前に言われたくない」
とか言いながら、ちゃっかりキスシーンは演じる癖に。
心の中で反論したが、おそらく自分のことでいらついているので、悪い気はしなかった。
あ、王子様ネタで弄られるのが目に見えているからか?
そうも思ったが、自分の良い方で解釈することにした。

「よし、次の柴崎手塚公演で終いだ。
堂上、笠原、もう抜けていいぞ」
劇が終わってすぐに玄田に声を掛けられたので、郁は慌てて答えた。
「え、でも、着替えが…」
すると、すでに衣装を着て、
ちょうど化粧もし終えた柴崎が答えた。
「良いじゃない、見せびらかしてきなさいな。
スタイルが強調されてて似合ってるんだから」
郁が着ているジュリエットの衣装は、柴崎とは大きく違う。
本当は郁と柴崎とで、一つの衣装でいいかと考えていたのだが、身長差のせいで却下された為に、郁と柴崎の衣装は全く異なるのだ。
言うまでもなく、堂上と手塚はなおさらだった。
郁より小さい堂上と、郁より大きい手塚は、身長差約顔一つ分にもなるのだから。
「せっかくあんたの為に作ったドレスよ?
もうちょっと有効に使いなさいよ」
柴崎が近くに寄ってきて、言った。
「小牧教官と堂上教官に話はついてるわ。
外泊届けは出してあるし、あんたの制服は、あたしが寮まで持ってってあげる。
後のことは、堂上教官にお任せなさい。
思う存分、楽しんできなさいよ」
非常に恥ずかしいが、柴崎が気遣ってくれている、それが今は嬉しかった。
「そっか。
ありがとう、柴崎」
「礼を言うのは、寮に帰ってからにしなさい。
全部、聞かせて貰うからね」
柴崎は赤い裾を揺らして、手塚の元へ駆けた。
柴崎のドレスは、柔らかいピンクの布に、赤いレースのあしらわれた、
上品な女王様、という感じのドレス。
髪に結わえられた赤い花が、ただでさえ整っていて綺麗な柴崎の顔を、更に華やかにしている。
手塚は、黒と赤を基調とした、王子様スタイル。
首に引っ掛けられたマントに、王子様、というか王様?、と感じてしまった。
それに比べて、堂上の衣装はバリバリの王子様に他ならない。
何故なら、それが特殊部隊の狙いだからだ。
完璧に、堂上は面白がられている。
青と黄色を基調としていて、肩から吊されている紐が、ますます王子様だ。
はためく二本に切られたマントも、よく似合っている。
堂上をしばらく見つめていると、柴崎がニヤニヤしてこちらを見つめているので、慌てて返事をした。
「うん、分かった。
じゃあ、行ってくるね」
小牧と喋っていた堂上も終わったようで、こちらに歩いてきた。
何だか機嫌が悪そうだ。
小牧教官に弄られたのかな。
「行きましょう、堂上教官」
楽しみだなぁ。
そう思って、満面の笑みで堂上に笑いかけると、さっきまでの険しい表情が嘘のように優しく笑った。
「そうだな」
行こうと堂上に背を向け、歩き出そうとしたら、腕を掴まれ、引き止められた。
「え、堂上きょ」
振り向いた瞬間に手を引かれ、引き寄せられて重なる唇。
軽いキス、手加減している。
そんな、ささやかなキスだった。
「見せつけやがって!」
「よっ、お似合いカップル!
明日、負けんなよ!
俺らは、お前ら二人を応援してるぜー!」
周りから冷やかす声が聞こえ、郁は赤くなった。
「俺のことは応援してくれないんですかぁ」
からかっているのかいじけているのか分からない口調で言った小牧に、隊の一人が返した。
「小牧は相手、隊外だしなぁ。
ここは、史上初の女子特殊部隊員と、それを我がものとした王子様に、頑張って貰わないと!!」
場は盛り上がったが、堂上のテンションは下がり、不機嫌極まりないんじゃないか、と心配して見たが、そんなこともなく、平然としていた。
「だってさ、堂上」
話を振られた堂上に、視線が集まる。
何て言うんだろう。
自分も興味があった。
「俺は郁の為なら、何だってやる。
今回も、優勝賞品が郁が喜びそうなもんだったから参加する、ただそれだけだ。
別にお前らきとやかく言われんでも、はなからやる気がない訳じゃない」
きっぱりと、そう言いきった堂上に、冷やかす声は無かった。
教官…。
あたし、嬉しくて泣きそうです。
込み上げた言葉は発せられず、代わりに涙となって下瞼に溜まった。
「行くぞ、郁」
「は、はい。
お疲れ様でしたー!」
郁の手首を掴んだまま、引っ張って郁を連れて行く堂上。
二人の居なくなった舞台裏は、やけに静かだった。
「格好いいな、なんか」
隊の一人が沈黙を破った。
「きっぱりと、好きな女の為だって言えるなんて、堂上さんってすげぇんだな」
「すげぇも何も無いでしょ」
口を挟んだのは柴崎だ。
「堂上教官はそういう人じゃない。
誠実な男、嫌いじゃないわよ」
隣で手塚がギョッとして、柴崎を見つめている。
柴崎は、してやったりの顔で手塚を一瞥し、言った。
「だけど、堂上教官があんなに一生懸命になれるのは、後にも先にも笠原の事だけよ。
相手が笠原だから…だからあんな風に言い切れるんだわ」
…返す言葉は無かった。
全くその通りだ、と、そこにいる全員が思ったからだ。
そして、柴崎はそんな二人を実は羨ましいと思っていることを知っているのは、多分この場で手塚だけだ。



長っ!!
一日目、前半終わりです。
5は後半になります。
堂上と郁の夏祭りデートです。
で、それに伴って一つ忠告です。
ちょっと甘過ぎる堂上を許せる方のみ、お読み下さい。
今までの堂上は、同僚の手前お堅い堂上ですが、きっと郁と二人になったら、数倍堂上らしくない感じなんだろうな、ということで、その甘いの方向は、言動に表れています。
甘々な事をサラリと言ってのけてます。
でも、あくまで自分の基準ですので、読んでみたけど、あれ、全然じゃん、という方もいるかもしれません。
一応、忠告でした。

格好良く書けてたでしょうか、堂上と柴崎。
甘くない恋愛もアリかな、なんて。
言ってることは凄い甘いんだけど、それを堂々と言いきってる堂上。
目に見えるでしょう?
一体何を小牧に吹き込まれたんでしょうね。
これは、ご想像にお任せします。

コメントお寄せ下さい。
読んでくれた方には、ぜひお礼の言葉を送りたいです。
読んで頂いたのに、お礼出来ないのは、自分にとってとても残念ですので、感想やアドバイス等、何でもOKですので、残していって下さい。
応えられるかどうかは分かりませんが、リクエストも募集します。
「こういう話、書けませんか?」という要望があれば、自分の興味と一致したら書きます。
題材は、図書館戦争のみで。
細かいのから大体のものまで、どうぞお寄せ下さい。

それでは、また次回。
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2013/01/29 Tue. 23:38  edit

Category: 堂郁長編SS

tb: 0  |  cm: 2

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コメント

私も映画がすごく楽しみ!!
黒須さんと同じで、にやけちゃいま~す(^^♪

手塚の心情とかも気になるから、
入れてみてほしいな♪

次も楽しみにしてます!

なる #- | URL | 2013/02/01 22:32 | edit

ありがとう(*^。^*)

次回もぜひ見てってね♪

黒須憂嶺 #- | URL | 2013/02/09 14:54 | edit

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